3月。
卒業。異動。別れ。
街の空気がやわらぐのに、なぜか心は少しだけ冷たい。
春は始まりの季節と言うけれど、本当は「さよなら」が一番多い季節かもしれません。
卒業は、もう戻れない場所になること
あんなに当たり前だった日常が突然“思い出”になる。
明日も続くと思っていた景色が今日で終わる。
卒業は、嬉しいはずなのにどうして涙が出るんだろう。
それはきっと、そこにあなたの時間と感情がちゃんと存在していた証。
魂は、経験を重ねるたびに少しずつ静かに大人になります。
異動は、心の居場所が変わること
慣れた場所。わかってくれる人。安心できた空気。
それを手放すのは、やっぱり怖い。
でも、環境が動くときは魂も動くタイミング。
「まだここにいたい」と思うのは、そこが大切だったから。
けれど本当は、次の場所で咲く準備が始まっている。
嫌いになったわけじゃない
ただ、時間が来ただけ。
だから余計に切ない。
好きなまま、感謝したまま離れるご縁もある。
それは“終わり”じゃなくて次へ渡すバトン。
手放すとき、心は少し痛む
手放すときは、必ず痛む。
でもその痛みは、あなたがちゃんと愛してきた証。
3月は無理に前を向かなくていい。
笑えなくてもいい。
ただ、「ありがとう」と心の中でつぶやけたらそれで十分。
春は必ず来る。
でも今はまだ冬と春のあいだ。
少し切なくて、少しあたたかい。
3月は魂が静かに成長する月。
涙のあとに、ちゃんと新しい光は待っています。
